脳卒中後のPusher 現象について誤っているのはどれか。
脳卒中後のPusher 現象について誤っているのはどれか。
- ⑴ 右半球損傷に多い。右半球の損傷で起こりやすいことが知られています。
- ⑵ 垂直判断の障害が関係する。まっすぐだと感じる感覚の狂いが関係しています。
- ⑶ 身体軸が非麻痺側に傾斜する。体の軸は、麻痺側へ傾きます。
- ⑷ 座位だけでなく立位でも認められる。座っているときも立っているときもみられます。
- ⑸ 端座位で体幹を正中位に近づけると非麻痺側の股関節が外旋する。正中へ戻そうとすると、押し返す動きが強まります。
解説
正解は⑶です。Pusher現象では、体の軸が麻痺側へ傾き、麻痺していない側の手足で床を押して、さらに麻痺側へ倒れようとします。起こりやすいのは右半球の損傷で、体がまっすぐだと感じる感覚の狂いが関係します。座っているときも立っているときもみられ、正中へ戻そうとすると強い抵抗が生じます。どちらへ傾くかを押さえると、対応の仕方も見えてきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成