環椎骨折(Jefferson 骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。
環椎骨折(Jefferson 骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。
- ⑴ 頸椎の可動性が得られてから頸椎周囲筋の等張性筋力増強練習を行う。骨がついて動かせるようになってから、負荷をかけます。
- ⑵ 頸椎の関節可動域運動は他動運動から開始する。頸椎は、自分で動かすところから始めます。
- ⑶ 骨癒合が得られてから歩行練習を開始する。装具をつければ、歩行は早い時期から始められます。
- ⑷ 骨癒合が得られるまで体幹筋力運動は行わない。体幹の運動も、頸を守りながら早い時期から行えます。
- ⑸ 受傷直後から装具は使用せず立位練習を行う。装具をつけずに立つことは、きわめて危険です。
解説
正解は⑴です。環椎の骨折では、骨がついて頸椎を動かせるようになってから、頸の周りの筋に負荷をかける運動を始めます。頸椎の可動域運動は自分で動かすところから始め、他動では危険です。装具をつけたうえで歩行や体幹の運動は早い時期から行い、骨がつくまで寝かせきりにはしません。骨がつくまで待つ運動と、早く始める運動を分けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成