運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。
運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。
- ⑴ 一次運動野においては他の部位と比較して手と顔面の運動領域が小さい。一次運動野では、手と顔の領域が広く取られています。
- ⑵ 中脳黒質に由来するドパミン作動性ニューロンは線条体に至る。黒質から線条体へつながり、Parkinson病に関係します。
- ⑶ 皮質脊髄路のうち約30 % の線維が延髄錐体で対側に交叉する。皮質脊髄路は、約8割が延髄で反対側へ交叉します。
- ⑷ Betz の巨大錐体細胞は運動野大脳皮質の第Ⅲ層に存在する。Betzの巨大錐体細胞は、第5層にあります。
- ⑸ Purkinje 細胞の軸索は小脳への求心性線維となる。Purkinje細胞の軸索は、小脳から出ていく線維になります。
解説
正解は⑵です。中脳の黒質にある細胞から出るドパミンを使う神経は、線条体へつながっており、この経路が弱るとParkinson病の症状が現れます。一次運動野では手と顔の領域が広く取られ、皮質脊髄路の約8割が延髄で交叉し、Betzの巨大錐体細胞は第5層にあります。Purkinje細胞の軸索は小脳から出ていきます。経路の出発点と行き先を、組にして覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成