心筋について正しいのはどれか。
心筋について正しいのはどれか。
- ⑴ 平滑筋である。心筋は横紋をもつ横紋筋です。平滑筋ではありません。
- ⑵ 単収縮は生じない。心筋でも単収縮は生じます。不応期が長いため強縮が起こらないだけです。
- ⑶ ギャップ結合はみられない。心筋細胞は介在板のギャップ結合でつながり、興奮が隣へ伝わります。
- ⑷ 静止張力は骨格筋よりも大きい。結合組織に富むため、骨格筋より静止張力が大きくなります。
- ⑸ 活動電位持続時間は約5msec である。心筋の活動電位は200ミリ秒を超えて持続します。5ミリ秒では短すぎます。
解説
正解は⑷です。心筋は細胞の間を結合組織が密に取り巻いており、伸ばされたときに生じる受動的な張力である静止張力が骨格筋よりも大きくなります。そのため過度に引き伸ばされにくく、心臓が破綻するのを防いでいます。心筋と骨格筋の違いは、構造と電気的な性質の両面で整理しておきましょう。心筋と骨格筋の違いは、構造と電気的な性質の両面で整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成