脊髄完全損傷者の機能残存レベルと実用可能な能力の組合せで正しいのはどれか。
脊髄完全損傷者の機能残存レベルと実用可能な能力の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 第3頸髄節 ― 自発呼吸第3頸髄節では横隔膜が働かず、自発呼吸ができません。
- ⑵ 第5頸髄節 ― プッシュアップ動作プッシュアップには、第7頸髄節までの働きが必要です。
- ⑶ 第3胸髄節 ― 自動車への移乗上肢の筋力が十分に使え、自動車への移乗が行えます。
- ⑷ 第10 胸髄節 ― 両長下肢装具を用いての歩行長下肢装具での歩行には、第12胸髄節あたりまで必要です。
- ⑸ 第12 胸髄節 ― 両短下肢装具を用いての歩行短下肢装具での歩行は、腰髄が残る段階になります。
解説
正解は⑶です。第3胸髄節まで残っていれば、上肢の筋力が十分に使えるため、車椅子と自動車の間の移乗が実用的に行えます。第3頸髄節では横隔膜が働かず自発呼吸ができません。プッシュアップには第7頸髄節が必要で、長下肢装具での歩行は第12胸髄節、短下肢装具での歩行は腰髄が残る段階になります。残存レベルごとにできることを、順に並べて覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成