Guillain-Barré 症候群について正しいのはどれか。
Guillain-Barré 症候群について正しいのはどれか。
- ⑴ 四肢の深部腱反射が亢進する。末梢神経の障害なので、腱反射は低下します。
- ⑵ 欧米に比べて日本では軸索型が多い。欧米では髄鞘の型が多く、日本では軸索の型の割合が高くなります。
- ⑶ 脳神経症状がみられるのは5% 以下である。顔面の麻痺や嚥下の障害など、脳神経の症状はしばしばみられます。
- ⑷ 先行感染から24 時間以内に神経症状が出現する。先行する感染から、1週間から3週間ほどで発症します。
- ⑸ 約90 % の症例で神経症状のピークは1週間以内である。症状が頂点に達するのは、多くが4週以内とされています。
解説
正解は⑵です。Guillain-Barré症候群には、髄鞘が壊れる型と軸索そのものが傷む型があり、欧米では髄鞘の型が多いのに対し、日本をはじめアジアでは軸索の型の割合が高くなります。末梢神経の障害なので腱反射は低下し、先行する感染から1週間から3週間で発症し、症状は約4週以内に頂点に達します。型の違いと経過の時間を、あわせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成