脳血管障害の片麻痺について正しいのはどれか。
脳血管障害の片麻痺について正しいのはどれか。
- ⑴ 四肢の遠位部と比べて四肢の近位部の回復が遅れることが多い。回復は体に近い部分から先に進みます。
- ⑵ 上肢の麻痺と比べて下肢の麻痺の回復が遅れることが多い。下肢のほうが、上肢より早く回復することが多くなります。
- ⑶ 上肢に痙縮があると肘関節が屈曲することが多い。肘を曲げる筋の緊張が高まり、肘が曲がった姿勢になります。
- ⑷ 共同運動が出現した後に連合反応が出現する。連合反応が先に現れ、そのあとに共同運動が出てきます。
- ⑸ 発症直後は筋緊張が高まることが多い。発症の直後は、筋の緊張がむしろ低くなります。
解説
正解は⑶です。片麻痺の上肢では、肘を曲げる筋の緊張が高まりやすく、肘が曲がった姿勢になりがちです。回復は体に近い部分から先に進み、下肢のほうが上肢より早く回復することが多くなります。連合反応が先に現れてから共同運動が出てくる順序で、発症の直後は筋の緊張がむしろ低くなります。回復の順序と筋緊張の変化を、時間の流れで整理しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成