70 歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADL は、F…
70 歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADL は、FIM による評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)は T 字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIM の点数はどれか。
- ⑴ 100介助を要する項目があった場合の点数で、この患者とは合いません。
- ⑵ 112下がり方を大きく見積もりすぎた場合の点数です。
- ⑶ 120杖を使う項目を5点と採点した場合に近い点数です。
- ⑷ 1242項目が6点となり、満点から2点下がった点数です。
- ⑸ 126126点は、すべてが完全に自立している場合の点数です。
解説
正解は⑷です。機能的自立度評価法は18項目を1点から7点で採点し、すべてが完全に自立していれば126点になります。この患者は歩行と階段の2項目で杖を使っており、道具を使う自立は6点と採点します。7点より1点ずつ低くなるので、126点から2点を引いて124点になります。道具を使う自立は6点になることを、覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成