運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目…
運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目的として、図に示す運動を行った。この運動はどれか。
- ⑴ コントラクト・リラックス〈contract-relax〉縮めてからゆるめることで、関節の動きを広げる手技です。
- ⑵ スローリバーサル向きを変えながら動かし、運動を引き出す手技です。
- ⑶ ホールド・リラックス保持したあとにゆるめ、関節の動きを広げる手技です。
- ⑷ リズミック・スタビリゼーション保持したまま抵抗の向きを変え、同時収縮を引き出します。
- ⑸ リピーテッドコントラクション〈repeated contraction〉同じ運動を繰り返し、弱い筋の働きを高める手技です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。リズミック・スタビリゼーションは、動かないように保たせたまま、抵抗を加える向きを交互に変えていく方法で、拮抗する筋を同時に働かせて姿勢を安定させます。運動失調で体幹が定まらない患者に適しています。他の手技は、筋をゆるめたり、動きを引き出したりすることを狙いとしています。手技の名前と狙いを、組にして覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成