8歳の男児。転倒して橈骨遠位端骨折と診断され、6週間のギプス固定が行われた。固定…
8歳の男児。転倒して橈骨遠位端骨折と診断され、6週間のギプス固定が行われた。固定除去後、関節可動域制限と筋力低下を認めた。物理療法で適切なのはどれか。
- ⑴ 機能的電気刺激機能的電気刺激は、麻痺した筋で動作を助けるために用います。
- ⑵ 極超短波極超短波は、成長期の骨の端への影響を避けて小児では用いません。
- ⑶ 超音波超音波は深い部分を狙う治療で、この目的には合いません。
- ⑷ 紫外線紫外線は皮膚の治療に用いるもので、拘縮には効きません。
- ⑸ 渦流浴温めながら血行をよくし、固定後の硬さと筋力低下に適します。
解説
正解は⑸です。渦流浴は温かい水の流れで体を温めながら、水の動きが皮膚を刺激して血行をよくするため、固定のあとの関節の硬さと筋力の低下に適しています。極超短波は成長期の骨の端に影響するおそれがあり、小児では避けます。紫外線や超音波、機能的電気刺激は、この目的には合いません。小児では、避けるべき物理療法があることも覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成