急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見で上昇がみられないのはどれか。
急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見で上昇がみられないのはどれか。
- ⑴ クレアチニン腎機能を反映する指標で、心筋の壊死では上昇しません。
- ⑵ トロポニンTトロポニンTは心筋に特異的な蛋白で、発症後数時間から上昇します。
- ⑶ ミオグロビンミオグロビンは最も早く上昇する逸脱酵素の一つです。
- ⑷ 乳酸脱水素酵素(LD)乳酸脱水素酵素は遅れて上昇し、長く高値が続きます。
- ⑸ クレアチンキナーゼ(CK)クレアチンキナーゼは心筋の壊死を反映して上昇します。
解説
正解は⑴です。クレアチニンは筋で生じる老廃物で、腎臓からの排泄が低下したときに上昇する指標です。心筋梗塞そのもので上がるものではありません。壊死した心筋から逸脱して上昇するのは、早期に現れるミオグロビン、心筋に特異的なトロポニンT、そしてクレアチンキナーゼや乳酸脱水素酵素です。逸脱酵素は上昇する時期がそれぞれ違うので、経過と合わせて覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成