筋萎縮性側索硬化症の進行により非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉療法を適応すべき数値は…
筋萎縮性側索硬化症の進行により非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉療法を適応すべき数値はどれか。
- ⑴ PaO2:80 mmHg酸素分圧80は、低酸素血症とはいえない値です。
- ⑵ PaCO2:60 mmHg二酸化炭素分圧が45を超えており、換気の補助を始める目安です。
- ⑶ 睡眠中SpO2:94 %睡眠中の酸素飽和度94パーセントは、まだ保たれている値です。
- ⑷ 最大吸気圧:75 cmH2O最大吸気圧75は、呼吸の筋力が保たれていることを示します。
- ⑸ % 努力性肺活量(% FVC):85 %%努力性肺活量85パーセントは、まだ基準に達していません。
解説
正解は⑵です。筋萎縮性側索硬化症では呼吸の筋が弱り、息を吐き出せずに二酸化炭素がたまっていきます。動脈血の二酸化炭素分圧が45を超えたら、マスクを使った換気の補助を始める目安になります。酸素分圧80や睡眠中の酸素飽和度94パーセント、%努力性肺活量85パーセントは、まだ基準に達していません。開始の目安となる数値は、そのまま覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成