関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。
関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。
- ⑴ 活動期では関節可動域運動は行わない。炎症が強い時期でも、痛みの範囲で可動域運動は続けます。
- ⑵ 環軸椎亜脱臼では頸椎可動域運動を行う。環軸椎の亜脱臼があるときに、頸を動かすのは危険です。
- ⑶ 関節強直では関節可動域運動を行う。骨どうしがつながった関節では、可動域運動は効きません。
- ⑷ 等尺性運動で筋力を維持する。関節を動かさずに力を出すため、負担を抑えて筋力を保てます。
- ⑸ ムチランス変形では他動運動を行う。ムチランス変形では、他動運動で関節を傷めるおそれがあります。
解説
正解は⑷です。関節リウマチでは関節を動かさずに力を出す等尺性運動が、関節への負担を抑えながら筋力を保つのに適しています。炎症が強い時期でも痛みの範囲で可動域運動は続けます。環軸椎の亜脱臼がある場合の頸の運動や、ムチランス変形への他動運動は危険で、骨どうしがつながった関節では可動域運動は効きません。炎症の強さと変形の程度を見て、方法を選ぶことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成