Wallenberg 症候群に関連する摂食嚥下障害はどれか。
Wallenberg 症候群に関連する摂食嚥下障害はどれか。
- ⑴ 半側空間無視による先行期障害半側空間無視は、大脳の頭頂葉の障害で現れます。
- ⑵ 観念失行による準備期障害観念失行は、大脳の障害で現れる症状です。
- ⑶ 顔面麻痺による口腔期障害顔面の麻痺は、延髄外側の障害では主な問題になりません。
- ⑷ 食道入口部開大不全による咽頭期障害食道の入り口がゆるまず、飲み込んだものが喉に残ります。
- ⑸ 胃食道逆流による食道期障害胃からの逆流は、この病変とは直接結びつきません。
解説
正解は⑷です。Wallenberg症候群では延髄の外側が傷み、疑核の障害によって食道の入り口にある筋がゆるまなくなります。そのため飲み込んだものが喉に残り、咽頭期の障害が起こります。半側空間無視や失行は大脳の障害、顔面の麻痺による口腔期の障害や胃からの逆流は、この病変では主な問題になりません。病変の場所から、障害される段階をたどることができます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成