多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
- ⑴ 貧血造血が妨げられるため貧血がみられ、特徴的な所見です。
- ⑵ 腎障害軽鎖が尿細管を傷めるため、腎障害は特徴的な所見です。
- ⑶ 易感染性正常な免疫グロブリンが減るため、易感染性がみられます。
- ⑷ 病的骨折骨が溶けてもろくなるため、病的骨折は特徴的な所見です。
- ⑸ 低カルシウム血症骨から放出されるため、低下ではなく上昇します。
解説
正解は⑸です。多発性骨髄腫では、腫瘍細胞が骨を溶かすため血中へカルシウムが放出され、低カルシウム血症ではなく高カルシウム血症になります。高カルシウム血症は意識障害や便秘、脱水を招くため注意が必要です。ほかに貧血、腎障害、易感染性、骨の痛みと病的骨折がみられ、これらは頭文字をとって整理されています。骨、腎臓、血液の三つの視点で症状を整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成