ソクマル理学療法士

66 歳の男性。意識障害で右上肢を下に腹臥位で体動困難となっているところを発見さ…

66 歳の男性。意識障害で右上肢を下に腹臥位で体動困難となっているところを発見された。両膝、右手首、右肘および右前胸部に多発褥瘡を認め、脱水症を伴うことから発症後数日が経過していると考えられた。保存的加療とともに理学療法が開始され、徐々に意識障害が改善すると、入院後1か月で訓練中に右手のしびれを訴え、図のような手を呈した。この患者の右手に適応となるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。図の手は、指の付け根の関節が反り返り、その先の関節が曲がった鷲手を示しています。長く圧迫された尺骨神経の麻痺で、虫様筋と骨間筋が働かなくなったために起こります。虫様筋カフは付け根の関節が反り返るのを抑え、指を伸ばす動きを引き出す装具です。手の形から、どの神経が傷んでいるかを読み取ることができます。姿勢の圧迫による麻痺にも注意しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成

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