8か月の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。腹臥位で図のような姿勢を示す。影響し…
8か月の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。腹臥位で図のような姿勢を示す。影響しているのはどれか。
- ⑴ 緊張性迷路反射腹臥位で屈筋の緊張が高まり、丸まった姿勢になります。
- ⑵ 屈筋逃避反射屈筋逃避反射は、足の裏への刺激で下肢を引っこめる反射です。
- ⑶ 非対称性緊張性頸反射非対称性緊張性頸反射は、頭の向きによって左右差が出る反射です。
- ⑷ Moro 反射Moro反射は、背中を急に下げたときに両上肢を広げる反射です。
- ⑸ Landau 反射Landau反射は、腹臥位で体を支えると体幹が伸びる反応です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。腹臥位では、緊張性迷路反射によって体の前面を曲げる筋の緊張が高まり、手足が体の下に入り込んだ丸まった姿勢になります。この反射が残っていると、頭を持ち上げて支える動きが妨げられます。非対称性緊張性頸反射は頭の向きで左右差が出る反射で、腹臥位での丸まりとは現れ方が異なります。残っている反射が姿勢にどう影響するかを、観察から読み取りましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成