歳の女児。左股関節痛を訴えている。エックス線写真(別冊No. 1)を別に示す。5…
次の文を読み5、6の問いに答えよ。
歳の女児。左股関節痛を訴えている。エックス線写真(別冊No. 1)を別に示す。5 疑うべき疾患はどれか。
- ⑴ 大腿骨頭壊死症同じ病態でも、小児に起こるものはPerthes病と呼びます。
- ⑵ 大腿骨頭すべり症大腿骨頭すべり症は思春期に多く、骨頭が後ろ下方へずれます。
- ⑶ 単純性股関節炎単純性股関節炎では、エックス線写真に明らかな変化は出ません。
- ⑷ 発育性股関節形成不全発育性股関節形成不全は、乳児期に見つかることが多い病気です。
- ⑸ Perthes 病骨頭が平たくつぶれて硬くなる、Perthes病の所見にあたります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。エックス線写真では大腿骨の骨頭が平たくつぶれ、白く硬くなった像が見られます。これは成長期に骨頭への血流が途絶えて壊死が起こるPerthes病の所見です。大腿骨頭すべり症は思春期に多く、骨頭が後ろ下方へずれます。発育性股関節形成不全は乳児期に見つかる病気で、年齢と画像から見分けることができます。年齢と画像の所見を合わせて考えると、鑑別が進めやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成