食道癌で正しいのはどれか。
食道癌で正しいのはどれか。
- ⑴ 女性に多い。食道癌は男性に多く、女性の数倍の頻度でみられます。
- ⑵ 高血圧は危険因子である。主な危険因子は飲酒と喫煙で、高血圧は関係しません。
- ⑶ 好発部位は頸部食道である。好発部位は胸部中部食道です。
- ⑷ 組織型は扁平上皮癌が多い。日本では扁平上皮癌が大部分を占めます。
- ⑸ ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する。ヘリコバクター・ピロリ菌が関与するのは胃癌です。
解説
正解は⑷です。日本の食道癌は組織型では扁平上皮癌が大部分を占め、飲酒と喫煙が主な危険因子になります。好発部位は胸部中部食道で、男性に多くみられます。進行すると嚥下時のつかえ感や体重減少が現れ、術後には反回神経麻痺による嚥下障害がみられることもあります。欧米では逆流性食道炎を背景とした腺癌が多い点も押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成