中脳(水平断)を図に示す。Parkinson 病の病変部位はどれか。
中脳(水平断)を図に示す。Parkinson 病の病変部位はどれか。
- ⑴ ①①は中脳の背側にあたる中脳蓋で、視覚や聴覚の中継にかかわります。
- ⑵ ②②は被蓋の外側にあたり、上行する感覚の線維が通る部分です。
- ⑶ ③③は赤核で、障害されると不随意運動が現れます。
- ⑷ ④④が黒質で、Parkinson病で神経細胞の変性が起こる部位です。
- ⑸ ⑤⑤は大脳脚で、運動の指令が下行する線維の通り道です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。Parkinson病では中脳の黒質にある神経細胞が減り、線条体へ送られるドパミンが不足します。黒質は大脳脚のすぐ背側に帯のように並ぶ部分で、図では④にあたります。中脳の断面では、背側から中脳蓋、被蓋、黒質、大脳脚の順に並ぶことを覚えておくと迷いません。病変の場所と症状の結びつきを、断面図で確かめておくと理解が深まります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成