成人のパーソナリティ障害への治療介入で正しいのはどれか。
成人のパーソナリティ障害への治療介入で正しいのはどれか。
- ⑴ 薬物療法は有効である。衝動性や気分の波などの症状に対して有効に用いられます。
- ⑵ 家族との連携を控える。家族と連携し、対応を一致させることが支援を安定させます。
- ⑶ 早期に診断して患者に告知する。診断名の告知は時期と伝え方を慎重に判断する必要があります。
- ⑷ 秩序を乱した行動に対して何も言わない。枠組みを保つため、落ち着いて伝えることが必要です。
- ⑸ 自傷行為などが頻回な場合は電気けいれん療法を行う。電気けいれん療法は、重症のうつ病などに用いる治療です。
解説
正解は⑴です。パーソナリティ障害そのものを治す薬はありませんが、衝動性や気分の波、不安、一時的な精神病様症状に対しては薬物療法が有効で、精神療法と組み合わせて用いられます。家族との連携を保ち、守るべき枠組みを明確にして、秩序を乱す行動には落ち着いて伝えていくことが大切になります。薬だけに頼らず、関係の中で支えていく視点が欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成