高齢者の長期の安静臥床の影響で正しいのはどれか。2つ選べ。
高齢者の長期の安静臥床の影響で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 記銘力の低下刺激の乏しい環境により、記銘力や見当識が低下します。
- ⑵ 1回換気量の増加胸郭の動きが制限され、1回換気量はむしろ減少します。
- ⑶ 循環血液量の減少体液が排泄されて循環血液量が減り、起立性低血圧を招きます。
- ⑷ 予備呼気量の増加呼吸筋の筋力低下により、予備呼気量は減少します。
- ⑸ 安静時心拍数の減少心機能の低下により、安静時心拍数はむしろ増加します。
解説
正解は⑴と⑶です。長期の安静臥床では、刺激が乏しくなることで記銘力や見当識が低下し、せん妄や抑うつも起こりやすくなります。また、臥位では体液が中枢へ移動して尿として排泄されるため、循環血液量が減り、起立性低血圧を招きます。廃用症候群は全身に及ぶものとして、系統ごとに整理しておきましょう。離床を早く進めることが、これらを防ぐ最も確実な方法になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成