心理療法で正しいのはどれか。
心理療法で正しいのはどれか。
- ⑴ 陽性転移の出現を目標とする。陽性転移の出現そのものが目標ではなく、洞察が目標になります。
- ⑵ 逆転移を認識したときは治療を中止する。逆転移は自覚して扱うもので、治療を中止する理由にはなりません。
- ⑶ 自律訓練法では不安階層表を作成させる。不安階層表を作るのは系統的脱感作です。
- ⑷ 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。急性期は刺激が強すぎるため、絵画療法は適しません。
- ⑸ バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。望ましい反応を増やす、オペラント条件づけに基づく方法です。
解説
正解は⑸です。バイオフィードバックは、筋電図や皮膚温などの生体情報を本人に示し、望ましい変化が起きたときに情報という報酬を与えることで、その反応を増やしていく方法です。オペラント条件づけの原理に基づいています。心理療法は、その背景にある学習理論や精神分析の考え方とあわせて整理しましょう。技法の背景にある理論を押さえると、適応も理解しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成