中枢神経系の模式図を示す。矢印の部位はどれか。
中枢神経系の模式図を示す。矢印の部位はどれか。
- ⑴ 小膠細胞小膠細胞は免疫を担う細胞で、髄鞘はつくりません。
- ⑵ 樹状突起樹状突起は神経細胞から伸びる突起で、入力を受け取ります。
- ⑶ 上衣細胞上衣細胞は脳室の内面を覆う細胞です。
- ⑷ 星状膠細胞星状膠細胞は血液脳関門の形成や代謝の支持を担います。
- ⑸ 希突起膠細胞軸索に巻き付いて髄鞘をつくる、中枢神経の細胞です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。図で矢印が示しているのは、軸索に幾重にも巻き付いて髄鞘をつくっている細胞です。中枢神経でこの役割を担うのが希突起膠細胞で、一つの細胞が複数の軸索に髄鞘を形成します。末梢神経では同じ働きをSchwann細胞が担います。多発性硬化症では、この髄鞘が障害されます。グリア細胞は、それぞれの役割とあわせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成