糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。
糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。
- ⑴ 食後すぐに開始する。食後1時間ごろに始めると、血糖の上昇を抑えられます。
- ⑵ 運動強度はBorg 指数17 前後で行う。Borg指数17はかなりきつく、強度が高すぎます。
- ⑶ インスリン治療中の患者は禁忌である。低血糖に備えれば、インスリン治療中でも実施できます。
- ⑷ 尿中ケトン体陽性の場合は有酸素運動を行う。尿中ケトン体が陽性のときは、運動を控えます。
- ⑸ 増殖性網膜症がある場合、強い等尺性収縮は推奨されない。血圧の急上昇により、眼底出血を起こす危険があります。
解説
正解は⑸です。増殖性網膜症があると、血圧が急に上がったときに新生血管が破れて眼底出血を起こす危険があるため、息を止めて力む強い等尺性運動は勧められません。運動は食後1時間ごろに、Borg指数11から13の強度で行い、インスリン治療中でも低血糖に備えれば実施できます。合併症の有無を確かめてから、運動の内容を決めましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成