NICU における低出生体重児の腹臥位での姿勢を図に示す。この児に対するポジショ…
NICU における低出生体重児の腹臥位での姿勢を図に示す。この児に対するポジショニングで適切な肢位はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 頸部伸展位頸部は軽く屈曲させ、正中位に保ちます。
- ⑵ 体幹伸展位体幹は丸めた屈曲位に保ちます。
- ⑶ 肩関節内旋位肩を前に出して内旋させ、手を体の中心へ寄せます。
- ⑷ 肩甲骨挙上位肩甲骨は挙上ではなく、前方へ引き出します。
- ⑸ 股関節内転位股関節を内転屈曲させ、全身を丸めた姿勢に整えます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶と⑸です。低出生体重児は、本来であれば子宮の中で保たれるはずの、全身を丸めた屈曲の姿勢をとれません。そこで、肩を前に出して内旋させ、股関節を内転屈曲させて手足を体の中心に寄せた姿勢に整えます。これにより落ち着きやすくなり、自分の手を口へ運ぶ動きも育ちます。落ち着いて過ごせる姿勢が、発達の土台になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成