可動域制限のない患者に図のような肢位をとらせたところ5秒間保持できた。Danie…
可動域制限のない患者に図のような肢位をとらせたところ5秒間保持できた。Daniels らの徒手筋力テストにおける段階3以上と推測できる筋はどれか。
- ⑴ 左三角筋中部線維この肢位では、肩関節の外転が重力に抗していません。
- ⑵ 右上腕二頭筋肘の屈曲に重力がかかる向きになっていません。
- ⑶ 左中殿筋重力に抗して股関節の外転位を保てており、段階3以上です。
- ⑷ 右腸腰筋この肢位では、股関節の屈曲が重力に抗していません。
- ⑸ 右前脛骨筋足関節の背屈に重力がかかる向きになっていません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。図の肢位では、左の股関節が重力に抗して外転した位置に保たれています。この姿勢を5秒間保てたということは、重力に抗して全可動域を動かせることを示し、左の中殿筋が段階3以上であると推測できます。ほかの筋は、この肢位では重力に抗して働いているとはいえません。重力の向きと保持した姿勢から、段階を推測しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成