細菌の産生する毒素が症状の原因となるのはどれか。
細菌の産生する毒素が症状の原因となるのはどれか。
- ⑴ 赤痢菌腸管内で志賀毒素を産生し、症状を引き起こします。
- ⑵ サルモネラサルモネラは腸管に侵入して炎症を起こす感染型です。
- ⑶ ボツリヌス菌食品中で産生された毒素を摂ることで発症します。
- ⑷ カンピロバクターカンピロバクターは腸管に侵入して炎症を起こす感染型です。
- ⑸ 腸管出血性大腸菌ベロ毒素を産生し、溶血性尿毒症症候群を起こします。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では1・3・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑴と⑶と⑸で、どれを選んでも正解になります。ボツリヌス菌は食品の中で産生した毒素を摂ることで、眼症状や嚥下障害、筋力低下を起こします。赤痢菌と腸管出血性大腸菌は、腸管内で志賀毒素またはベロ毒素を産生し、血便や溶血性尿毒症症候群を引き起こします。毒素の作用で症状が出る点が共通しています。原因菌ごとに、潜伏期と症状の出方が異なる点も押さえましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成