膝関節の運動で正しいのはどれか。
膝関節の運動で正しいのはどれか。
- ⑴ 側副靱帯は屈曲時に緊張する。側副靱帯は伸展位で緊張し、屈曲位ではゆるみます。
- ⑵ 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。関節包は屈曲しやすいよう、前面のほうが伸縮性に富みます。
- ⑶ 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。半月板の外縁は関節包に付着しており、遊離していません。
- ⑷ 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。転がり運動は屈曲の初期にみられ、途中から滑りに移行します。
- ⑸ 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。外側顆部のほうが転がりが大きく、下腿の内旋を生みます。
解説
正解は⑸です。膝を曲げていくとき、大腿骨は脛骨の上をまず転がり、途中から滑りに移行します。この転がり運動は、関節面の大きい外側顆部のほうが内側顆部より大きく、その差が屈曲に伴う下腿の内旋を生みます。伸展の最終域では逆に下腿が外旋する終末強制回旋運動が起こります。転がりと滑りという二つの動きを分けてとらえることが理解の鍵になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成