末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。
末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 腕神経叢 ― 胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間腕神経叢は前斜角筋と中斜角筋の間で触れられます。
- ⑵ 正中神経 ― 上腕近位部で烏口腕筋の外側正中神経は上腕二頭筋の内側、上腕動脈に沿って触れられます。
- ⑶ 尺骨神経 ― 肘頭と上腕骨内側上顆の間肘部管を通るため、この位置で触れることができます。
- ⑷ 脛骨神経 ― 外果とアキレス腱の間脛骨神経は内果とアキレス腱の間を通ります。
- ⑸ 総腓骨神経 ― 膝窩部で半腱様筋腱の内側総腓骨神経は腓骨頭の後ろから外側を回って走ります。
解説
正解は⑶です。尺骨神経は、肘の内側で肘頭と上腕骨内側上顆の間にある肘部管を通るため、この位置で皮膚の上から触れることができます。ここを打つと小指側にしびれが走るのは、この走行によるものです。神経が骨のそばを通る場所は圧迫されやすく、絞扼性神経障害の好発部位にもなります。神経の走行を思い浮かべながら、実際に触れて確かめてみましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成