消化器の解剖で正しいのはどれか。
消化器の解剖で正しいのはどれか。
- ⑴ 胃の筋層は2層の平滑筋からなる。胃の筋層は斜走筋を加えた3層からなります。
- ⑵ 空腸は回腸より長い。空腸は小腸のおよそ5分の2、回腸は5分の3で、回腸のほうが長くなります。
- ⑶ 食道は3か所の狭窄部をもつ。入口、気管分岐部、横隔膜貫通部の3か所に狭窄があります。
- ⑷ 十二指腸は腸間膜を有する。十二指腸は大部分が後腹膜に固定され、腸間膜をもちません。
- ⑸ 内肛門括約筋は横紋筋からなる。内肛門括約筋は平滑筋で、横紋筋は外肛門括約筋です。
解説
正解は⑶です。食道には、入口にあたる輪状軟骨の高さ、気管分岐部で大動脈弓と左主気管支に接する高さ、横隔膜を貫く高さの3か所に狭窄部があります。異物が引っかかりやすく、腐食性の薬品による損傷や癌の好発部位にもなります。位置と番号を対応させて、断面の図とともに覚えておきましょう。食道には漿膜がなく、癌が周囲へ広がりやすい点もあわせて押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成