脊髄損傷による対麻痺患者に対して立位・歩行練習を行う目的として誤っているのはどれ…
脊髄損傷による対麻痺患者に対して立位・歩行練習を行う目的として誤っているのはどれか。
- ⑴ 痙縮の減弱持続的な伸張によって痙縮が和らぐ効果があります。
- ⑵ 褥瘡の予防座り続ける時間が減り、褥瘡の予防になります。
- ⑶ 異常疼痛の抑制中枢性の痛みであり、立位や歩行の練習では抑えられません。
- ⑷ 骨粗鬆症の予防荷重による刺激が、骨量の低下を防ぎます。
- ⑸ 消化管運動の促進立位によって腸の動きが促され、便秘の改善につながります。
解説
正解は⑶です。立位と歩行の練習には、痙縮を和らげ、荷重によって骨量の低下を防ぎ、腸の動きを促し、座り続けることによる褥瘡を防ぐという効果があります。一方、脊髄損傷に伴う異常な痛みは中枢の仕組みによるもので、立位や歩行の練習によって抑えられるものではありません。立つことには、思いのほか多くの効果があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成