小児でVolkmann 拘縮を起こしやすいのはどれか。
小児でVolkmann 拘縮を起こしやすいのはどれか。
- ⑴ 上腕骨顆上骨折上腕動脈が圧迫され、前腕の循環不全を招きやすくなります。
- ⑵ 上腕骨外顆骨折上腕骨外顆骨折では、偽関節や外反肘が問題になります。
- ⑶ 上腕骨近位部骨折近位部の骨折では、血管が圧迫される位置関係にありません。
- ⑷ 上腕骨骨幹部骨折骨幹部骨折では、橈骨神経麻痺が起こりやすくなります。
- ⑸ 上腕骨内側上顆骨折内側上顆骨折では、尺骨神経の障害が問題になります。
解説
正解は⑴です。上腕骨顆上骨折では、腫れや転位によって上腕動脈が圧迫され、前腕の血流が途絶えることがあります。これを放置すると筋が壊死して拘縮を残すVolkmann拘縮になります。小児に多い骨折なので、受傷後は橈骨動脈の拍動、痛み、しびれ、指の色を繰り返し確かめることが欠かせません。受傷後の観察を怠らないことが、後遺障害を防ぎます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成