脳卒中片麻痺患者に用いられる評価法で正しいのはどれか。2つ選べ。
脳卒中片麻痺患者に用いられる評価法で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ FMA〈Fugl-Meyer assessment〉はADL の評価を含む。FMAは運動や感覚、バランスを評価し、ADLは含みません。
- ⑵ JSS〈Japan Stroke Scale〉は関節可動域の評価を含む。JSSは神経症状を評価する尺度で、関節可動域は含みません。
- ⑶ mRS は歩行速度の評価を含む。mRSは生活の自立度を6段階で表し、歩行速度は測りません。
- ⑷ NIHSS は意識状態の評価を含む。最初の項目が意識水準にあたり、意識状態を評価します。
- ⑸ SIAS は非麻痺側機能の評価を含む。非麻痺側の筋力や体幹機能も評価項目に含まれます。
解説
正解は⑷と⑸です。NIHSSは脳卒中の神経症状を15項目で評価する尺度で、最初の項目が意識水準にあたります。SIASは麻痺側だけでなく、非麻痺側の筋力や体幹機能も評価項目に含めている点が特徴です。評価尺度は、何を測り、どの項目を含むのかを対応させて覚えておきましょう。目的に合った尺度を選べることが、評価の力になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成