3歳の男児。脳性麻痺による右片麻痺。背臥位から図のように起き上がる。影響する反射…
3歳の男児。脳性麻痺による右片麻痺。背臥位から図のように起き上がる。影響する反射はどれか。
- ⑴ Moro 反射Moro反射は頭が急に落ちたときに腕を広げる反射です。
- ⑵ Galant 反射Galant反射は背中をこすると体幹が側屈する反射です。
- ⑶ 緊張性迷路反射緊張性迷路反射は頭の傾きで全身の緊張が変わる反射です。
- ⑷ 交差性伸展反射交差性伸展反射は、一方の足への刺激で反対の足が伸びる反射です。
- ⑸ 非対称性緊張性頸反射顔を向けた側が伸び、反対側が曲がるパターンで起き上がります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。非対称性緊張性頸反射は、顔を向けた側の手足が伸び、反対側が曲がる反射です。片麻痺のある子どもが起き上がるとき、顔を向ける向きによってこの反射が現れ、決まったパターンの動きになります。通常は生後4か月から6か月で消えますが、脳性麻痺では残ることがあります。残った原始反射は、動作のパターンとして現れてきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成