疾患と病変の組合せで正しいのはどれか。
疾患と病変の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ Lewy 小体型認知症 ― 白質の病変Lewy小体型ではαシヌクレインが神経細胞内に蓄積します。
- ⑵ Alzheimer 型認知症 ― アミロイドの沈着アミロイドβの沈着による老人斑が特徴的な所見です。
- ⑶ 血管性認知症 ― 黒質の神経細胞脱落黒質の神経細胞脱落はParkinson病でみられます。
- ⑷ 大脳皮質基底核変性症 ― 運動ニューロン病変大脳皮質基底核変性症ではタウ蛋白の蓄積がみられます。
- ⑸ 前頭側頭型認知症 ― 大脳皮質の腫大神経細胞前頭側頭型では、Pick球をはじめとする所見がみられます。
解説
正解は⑵です。Alzheimer型認知症では、アミロイドβが蓄積してできる老人斑と、タウ蛋白が神経細胞内に溜まってできる神経原線維変化が特徴的な病理所見です。Lewy小体型ではαシヌクレインの蓄積、血管性では梗塞や出血、前頭側頭型ではPick球などがみられます。病理と疾患を対応づけましょう。病理の違いが、症状と経過の違いを生んでいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成