1本の神経線維を電気刺激した場合の興奮伝導の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1本の神経線維を電気刺激した場合の興奮伝導の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 興奮は一方向に伝わる。線維の途中を刺激すると、両方向へ伝わります。
- ⑵ 興奮は減衰せずに伝わる。大きさを保ったまま端まで伝わる、不減衰伝導にあたります。
- ⑶ 興奮は太い線維ほど速く伝わる。太い線維ほど抵抗が小さく、速く伝わります。
- ⑷ 興奮は並走する別の線維に伝わる。隣り合う線維へ飛び移ることはなく、絶縁性伝導が保たれます。
- ⑸ 有髄線維では興奮が髄鞘に伝わる。有髄線維では髄鞘を飛び越える跳躍伝導が起こります。
解説
正解は⑵と⑶です。神経線維の興奮は、途中で弱まることなく同じ大きさのまま端まで伝わります。これを不減衰伝導といいます。また、線維が太いほど抵抗が小さく、伝わる速さは速くなります。線維の途中を刺激すれば両方向に伝わり、隣の線維へ飛び移ることもありません。伝導の三原則として覚えましょう。伝導の三原則は、理由とあわせて理解しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成