端座位で一側の股関節を屈曲する際に抵抗をかけたところStrümpell 現象が出…
端座位で一側の股関節を屈曲する際に抵抗をかけたところStrümpell 現象が出現し、歩行動作の練習に役立てようとした。観察された動きはどれか。
- ⑴ 股関節外旋股関節の外旋は、下肢の伸展パターンに含まれる動きです。
- ⑵ 膝関節屈曲膝の屈曲は股関節の屈曲とともに起こる動きで、この現象とは別です。
- ⑶ 膝関節伸展膝の伸展は伸展パターンに含まれる動きです。
- ⑷ 足関節背屈股関節を曲げようとすると、足関節の背屈が連れて現れます。
- ⑸ 足関節底屈足関節の底屈は伸展パターンに含まれる動きです。
解説
正解は⑷です。Strümpell現象は、麻痺した下肢で股関節を曲げようとすると、意図しない足関節の背屈が一緒に現れる共同運動の表れです。この現象を利用すると、歩行で足先を引っかけないための背屈を引き出す練習に役立てられます。共同運動のパターンは、どの動きが連れて出るかで覚えておきましょう。共同運動は、使い方しだいで練習に生かすこともできます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成