転位のない大腿骨転子部骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法として優先度の低い…
転位のない大腿骨転子部骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法として優先度の低いのはどれか。
- ⑴ 早期からの歩行練習早期離床は廃用と合併症を防ぐため、積極的に行います。
- ⑵ 脱臼予防肢位の指導関節外の骨折であり、脱臼の危険はありません。
- ⑶ 早期からのROM 練習拘縮を防ぐため、早期からの可動域練習が必要です。
- ⑷ 大腿四頭筋の等尺性運動等尺性運動は関節を動かさずに筋力を保てます。
- ⑸ 足関節の自動的底背屈運動足関節を動かすことで、深部静脈血栓症を防げます。
解説
正解は⑵です。大腿骨転子部骨折は関節の外で起こる骨折で、人工関節を入れるわけではないため、脱臼の危険はありません。したがって脱臼予防肢位の指導は優先されません。早期からの歩行練習と可動域練習、大腿四頭筋の等尺性運動、足関節の自動運動は、いずれも廃用と血栓を防ぐために行います。骨折の部位によって、注意すべきことが変わってきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成