末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。
末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。
- ⑴ ニューロトメーシス〈neurotmesis〉神経が断たれた状態で、手術をしても回復は限られます。
- ⑵ アクソノトメーシス〈axonotmesis〉軸索が切れており、再生に長い時間がかかります。
- ⑶ ニューラプラキシア〈neurapraxia〉伝導が一時的に止まっただけで、短期間で完全に回復します。
- ⑷ 神経根引き抜き損傷神経根が脊髄から引き抜かれており、回復は望めません。
- ⑸ Waller 変性Waller変性は損傷部より遠位で起こる変性の過程です。
解説
正解は⑶です。ニューラプラキシアは、神経の連続性も軸索も保たれたまま、一時的に伝導だけが止まった状態で、数日から数週間で完全に回復します。アクソノトメーシスは軸索が切れるため再生に時間がかかり、ニューロトメーシスは神経そのものが断たれるため手術が必要になります。障害の深さで予後が決まります。分類ごとの回復の見込みを、対応させて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成