右股関節の可動域を表に示す。快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれ…
右股関節の可動域を表に示す。快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれか。部 位 運動方向 他動可動域屈 曲 50 度伸 展 15 度股(右)外 転 35 度内 転 −10 度
- ⑴ 歩隔の増加外転位で固定されているため、左右の足の間隔が広がります。
- ⑵ 右の歩幅の減少屈曲と伸展はある程度保たれており、歩幅は大きく減りません。
- ⑶ 左の遊脚時間の延長左の遊脚時間が特に延びる理由はありません。
- ⑷ 右立脚時の体幹の左側屈外転筋力は問われておらず、体幹の側屈は生じません。
- ⑸ 左立脚時の左股関節外転角度の増加左の股関節に制限はなく、外転角度が増える理由はありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。右股関節の内転がマイナス10度ということは、中間位まで戻せず外転した位置で固定されている外転拘縮を意味します。この状態では右脚が体の外側へ開いたまま接地するため、左右の足の間隔である歩隔が広くなります。可動域の数値から、立脚時にどんな姿勢になるかを思い描いて考えましょう。可動域の制限は、歩き方の変化として現れてきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成