急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
- ⑴ 血管内皮細胞の損傷血管内皮細胞の損傷は急性炎症の初期にみられます。
- ⑵ 血漿蛋白の滲出血漿蛋白の滲出は急性炎症の特徴です。
- ⑶ 好中球の集積好中球の集積は急性炎症に特徴的な所見です。
- ⑷ サイトカインの分泌サイトカインの分泌は急性と慢性のどちらにもみられます。
- ⑸ 組織の線維化長く続く反応により線維芽細胞が増え、線維化が進みます。
解説
正解は⑸です。慢性炎症では、リンパ球やマクロファージが集まって長く続く反応となり、組織が壊されると同時に線維芽細胞が増えて線維化が進みます。これが臓器の硬化や機能低下につながります。急性炎症では好中球の集積、血管の拡張、血漿蛋白の滲出が中心で、短期間で治まります。急性と慢性では、集まる細胞の種類が異なる点が鍵になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成