細胞膜電位について誤っているのはどれか。
細胞膜電位について誤っているのはどれか。
- ⑴ 静止膜電位は負の値である。静止膜電位は細胞内が負で、正しい記述です。
- ⑵ 活動電位は全か無の法則に従う。活動電位は全か無の法則に従い、正しい記述です。
- ⑶ 活動電位の発火直後には不応期が存在する。発火直後には不応期があり、正しい記述です。
- ⑷ 脱分極で極性が正の部分をオーバーシュートという。オーバーシュートの説明として正しい記述です。
- ⑸ カリウムイオンは脱分極のときに細胞外から細胞内に移動する。脱分極で流入するのはナトリウムで、カリウムは再分極で流出します。
解説
正解は⑸です。脱分極のときに細胞内へ流れ込むのはナトリウムイオンで、カリウムイオンは再分極のときに細胞内から細胞外へ出ていきます。向きが逆になっている点が誤りです。静止膜電位は細胞内が負、活動電位は刺激が閾値を超えると一定の大きさで起こる全か無の法則に従い、直後には不応期があります。イオンの動く向きを、相ごとに整理して覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成