Heinrich の法則について正しいのはどれか。
Heinrich の法則について正しいのはどれか。
- ⑴ 有害事象を6段階で示している。1対29対300という三つの段階で示されます。
- ⑵ 多くの人が関わると事故が多くなる。関わる人数と事故の数の関係を示したものではありません。
- ⑶ 1つの大事故に対して多数の小さな事故が発生している。1件の重大事故の背後に、多数の小さな事故があるとする法則です。
- ⑷ およそ2割の人の努力で8割の事故を防ぐことができる。2割と8割の関係を示すのはパレートの法則です。
- ⑸ 二重の確認によって事故を3割程度減少させることができる。二重確認の効果を数値で示した法則ではありません。
解説
正解は⑶です。Heinrichの法則は、1件の重大な事故の背後には29件の軽い事故があり、さらにその背後には300件のひやりとした出来事があるという経験則です。小さな出来事を拾い上げて対策を打つことが、大事故を防ぐ道になります。医療安全でインシデント報告が重んじられる根拠になっています。小さな気づきを共有する文化が、安全を支えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成