採血した血液を試験管に入れて静かに置いておくと、上と下とで見た目の違う部分に分か…
採血した血液を試験管に入れて静かに置いておくと、上と下とで見た目の違う部分に分かれてくる。血液の成分について正しいのはどれか。
- ⑴ 血液の全体に占める血球の割合は、およそ1割にとどまり、残りは液体成分である。血球は血液のおよそ4割を占めており、1割ではありません。
- ⑵ 固まらせずに分けた上ずみを血漿といい、固まらせた後の上ずみを血清という。血漿と血清は、凝固に関わる成分を含むかどうかで区別されます。
- ⑶ 血清には、フィブリノゲンを含む凝固因子がそのまま残っている。血清は固まった後の上ずみなので、フィブリノゲンは消費されて残っていません。
- ⑷ 血漿の大部分は蛋白でできており、水の占める割合は小さい。血漿の大部分は水で、蛋白はその一部にすぎません。
- ⑸ 血球のうち数が最も多いのは白血球で、赤血球や血小板はそれより少ない。血球のうち数が最も多いのは赤血球です。
解説
正解は⑵です。血液は、細胞成分である血球と、液体成分とに分けられます。血球が占める割合はおよそ4割で、残りが液体成分です。血液が固まらないように処理してから分けた液体成分を血漿といい、凝固に関わる成分を含みます。これに対して、血液を固まらせた後に残る上ずみを血清といい、凝固に使われた成分が取り除かれている点が異なります。血漿の大部分は水で、そこに蛋白や電解質などが溶けています。血球のうち数が最も多いのは赤血球です。
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