立った姿勢で腕を前へ素早く上げてもらうと、腕が動き出すより前に脚や体幹の筋に活動…
立った姿勢で腕を前へ素早く上げてもらうと、腕が動き出すより前に脚や体幹の筋に活動が現れる。この現象について正しいのはどれか。
- ⑴ 腕が動いて体が傾いたことを感覚が知らせた後で、体を支える筋が遅れて働き始めている。この活動は腕が動く前に現れるため、傾きを知った後の反応ではありません。
- ⑵ 座って背もたれに寄りかかった姿勢でも、立位のときとまったく同じ活動が現れる。支えのある姿勢では姿勢の乱れが小さく、活動も小さくなります。
- ⑶ 腕を上げる指令が誤って脚の筋へも同時に伝わってしまい、不要な活動が生じている。これは誤って伝わったものではなく、姿勢を保つための働きです。
- ⑷ この筋の活動は腕の重さに関係なく一定であり、動きの速さによっても変わらない。腕の重さや動きの速さに応じて活動の大きさは変わります。
- ⑸ 腕を上げることで生じる姿勢の乱れを見越して、体を支える筋があらかじめ働いている。予測される姿勢の乱れに先立って体幹や下肢の筋が働きます。
解説
正解は⑸です。立った姿勢で腕を前へ上げると、体の重心が前方へ移り、そのままでは体が前に傾いてしまいます。中枢神経系はこの乱れをあらかじめ見越して、腕が動き出すより前に下肢や体幹の筋を働かせ、姿勢を保つ準備をしています。この働きは、腕の重さや動きの速さに応じて大きさが変わり、背もたれに寄りかかるなど姿勢の乱れが起こりにくい状況では小さくなります。感覚が傾きを知らせてから起こる反応とは、時間の順序が異なります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。