体の各部から届く感覚の情報は、大脳皮質へ達する前に間脳でいったん中継されている。…
体の各部から届く感覚の情報は、大脳皮質へ達する前に間脳でいったん中継されている。この中継に関わる部分について正しいのはどれか。
- ⑴ 視床下部は間脳の背側の大部分を占め、体性感覚の伝導路がここで乗りかえて皮質へ向かう。視床下部は間脳の底部にあり、自律機能の調節を担います。
- ⑵ 視床は大脳の表面をおおう灰白質の一部で、感覚の情報が最後に届く場所である。視床は大脳の深部にある灰白質で、最終の到達点でもありません。
- ⑶ 視床は中脳の背側にある小さな高まりで、そこから出た線維は小脳へ向かっている。視床は間脳にあり、中脳背側の高まりとは別の構造です。
- ⑷ 嗅覚を含むあらゆる感覚が視床で乗りかえたのち、大脳皮質のそれぞれの領域へ送られる。嗅覚だけは視床を経ずに大脳皮質へ届く経路をもちます。
- ⑸ 視床は間脳の大部分を占め、嗅覚を除く感覚の伝導路がここで乗りかえて大脳皮質へ向かう。嗅覚以外の感覚は視床で中継されて大脳皮質へ送られます。
解説
正解は⑸です。視床は間脳の大部分を占める灰白質のかたまりで、体性感覚、視覚、聴覚、味覚などの伝導路がここで乗りかえ、大脳皮質のそれぞれの領域へ送られます。嗅覚だけは例外で、視床を経ずに大脳皮質へ届く経路をもちます。視床の下方にある視床下部は、体温や食欲、自律神経やホルモンの調節を担う部分で、感覚の中継とは役割が異なります。視床は大脳の表面ではなく深部にある構造です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。