殿部への注射では、太い神経を傷めない部位を選ぶ必要がある。殿部を通る構造について…
殿部への注射では、太い神経を傷めない部位を選ぶ必要がある。殿部を通る構造について正しいのはどれか。
- ⑴ 坐骨神経は殿部の外側の上の区画を斜めに横切っており、注射はその区画を避けて内側の下方で行われる。神経が通るのは内側の下方で、注射はそれを避けて外側の上方で行われます。
- ⑵ 坐骨神経は仙骨の前面で骨盤内の臓器に接したまま下り、殿部の筋のあいだは通り抜けていない。神経は骨盤の後壁の孔から出て、殿部の筋のあいだを通り抜けます。
- ⑶ 坐骨神経は大坐骨孔を通って殿部に出たのち、梨状筋の下を通って大腿の後面へ下っていく。坐骨神経は大坐骨孔から出て梨状筋の下を通り、大腿後面へ向かいます。
- ⑷ 殿部を通る太い血管は大腿動脈であり、坐骨神経と並んで大腿の後面へ下っていく。殿部を通るのは殿部の動脈で、大腿動脈は鼠径部から大腿の前面を下ります。
- ⑸ 坐骨神経は小坐骨孔を通って殿部に出たのち、梨状筋の上を通って大腿の前面へ回り込んでいく。通る孔も梨状筋との位置関係も逆で、向かう先は大腿の後面です。
解説
正答は⑶です。坐骨神経は仙骨神経叢から起こり、骨盤の後壁にある大坐骨孔を通って殿部に出ます。そこで梨状筋の下を通り、殿部の内側の下方を斜めに下って大腿の後面へ向かいます。この走り方を知っていれば、殿部への注射では神経が通る内側の下方を避け、外側の上方の区画を選べばよいことが分かります。大腿動脈は殿部ではなく鼠径部から大腿の前面を下る血管です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。