生後まもない乳児を仰向けに寝かせて顔を一方へ向けると、顔の向いた側の上肢が伸び、…
生後まもない乳児を仰向けに寝かせて顔を一方へ向けると、顔の向いた側の上肢が伸び、反対側の上肢が曲がる姿勢がみられた。乳児期にみられるこのような反応について正しいのはどれか。
- ⑴ この反応は、大脳皮質が十分に成熟した後に初めて現れるものである。皮質が未熟な時期に現れ、皮質の成熟に伴って抑えられていく反応です。
- ⑵ この反応が学童期まで残っているのは、運動の発達が順調に進んだ証拠である。本来消える時期を過ぎても残る場合は、中枢神経の障害を疑う手がかりとなります。
- ⑶ この反応は、寝返りや座位が身についた後にいっそう強く現れるようになる。寝返りや座位が育つ頃には弱まっており、強まることはありません。
- ⑷ この反応は生後1年を過ぎた頃から新たに現れ始めるものである。この反応は出生時からみられ、乳児期の前半のうちに消えていくものです。
- ⑸ 随意的な運動が育つにつれてこの反応は弱まり、やがてみられなくなる。原始反射は大脳皮質の成熟と随意運動の発達に伴って抑えられ、消えていきます。
解説
正答は⑸です。乳児期の初めにみられる反射的な姿勢の変化は、大脳皮質が未熟な時期に現れ、皮質の成熟と随意的な運動の発達に伴って抑えられ、しだいにみられなくなります。ですから寝返りや座位が身につく頃には弱まっているのがふつうです。逆に、本来消える時期を過ぎても左右差を伴って強く残る場合には、中枢神経の障害を疑う手がかりとして扱われます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。