血管は場所によって壁の厚さや構造が違い、それぞれの役割に見合った性質をもつ。血管…
血管は場所によって壁の厚さや構造が違い、それぞれの役割に見合った性質をもつ。血管の壁の構造と働きについて正しいのはどれか。
- ⑴ 毛細血管の壁は内皮細胞と平滑筋の二層からなり、収縮によって血流を止めている。毛細血管の壁は内皮細胞と基底膜だけからなり、平滑筋の層をもちません。
- ⑵ 大動脈の壁は伸び縮みしないため、心臓が拍出した血液はそのまま断続的に流れる。大動脈は弾性に富んで広がるため、拍出の合間にも血液が押し進められます。
- ⑶ 毛細血管では赤血球が壁をすり抜けて組織へ出るため、組織に酸素が直接運ばれる。赤血球は壁を通り抜けず、酸素は壁を通して拡散によって組織へ渡されます。
- ⑷ 動脈の壁は静脈より中膜が厚く、平滑筋と弾性線維に富んで高い内圧に耐えている。心臓から送り出された血液の高い圧を受けるため、中膜が厚く発達しています。
- ⑸ 静脈の壁は動脈より厚く、内腔が狭いため血液をためる場としては働きにくい。静脈の壁は薄く内腔が広いため、多くの血液をためる場として働いています。
解説
正答は⑷です。動脈は心臓から送り出された血液の高い圧を受けるため、中膜に平滑筋と弾性線維が厚く発達しています。とくに大動脈は弾性に富み、心臓が拍出したときに広がって蓄えた力で拍出の合間にも血液を押し進めるので、末梢では流れがなめらかになります。静脈の壁は薄く内腔が広いため、多くの血液をためる場になります。毛細血管の壁は内皮細胞と基底膜だけからなり、この薄い壁を通して酸素や栄養素と老廃物が組織との間でやり取りされます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。